第7章 女の目から見た男たち ⑥ 男にとって職業とは 182P
に八時間を必要時間とすれば、残り三分の一の使い方で、おおむね人生が決まるといわれており、そんな貴重な時間を、エロとかポルノに興味を注ぎ、フィバーやスロットに夢を託したり、あるいはくだらない女にううつを抜かしているようでは、あっというまに人との格差がついてしまうというものだ。
いや、女房にさえ差をつけられ、「あなたの脳ミソに『成長』という文字が無いの。世間の常識すら分からないのね」などと冷たい視線を投げかけ、やがてそんな「ふぬけな男」と見切りをつけ、女は自分の道を切り開いていくことだってありうるのだ。
これを、「女だてらに……」と言い張っていても、社会の男女共同参画意識が高まり、性への差別がどんどん取り外されていくなかで、女性のほうが学習し、男社会に挑戦し、その聖域へ女性がどんどん侵入していくので、男どもは内心は穏やかでないはずである。
仕事も人生も、やるものが勝つ、特に男にとっては仕事は真剣勝負である。
私的な悩みなら、プライベートな時間でどんなため息
続く・・・
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