書籍紹介

第7章 女の目から見た男たち ⑤ 古くて新しいもの 172P

外務省官僚かなんかよく分からないが、億単位の国民の税金を組織ぐるみで詐欺や横領、つまりネコババしながら、あのふてぶてしい態度を見ていると、いったい全体公務員という連中の感覚や常識はどうなっているのか、実におそろしいものがある。

どんな組織でも、はみ出し者がいて不祥事を起こすものだが、しかし、ここまで至れば「とかげの尻尾(しっぽ)切り」で終わらせる組織構造でなくなっているようである。

そして、事が起きるたびに、上が決まったように雁首(がんくび)を並べて、「まことに申し訳ありませんでした」と頭を下げても、今はそんなセレモニーなどは誰も本気だと思っていないであろう。

もともと、官僚とかいう者の意識や感覚が初めから常識外れで、それが組織を私物化しているのだし、下はその敷いたレールに乗っているだけのことで、そんなところに、打つ手や反省を求めること自体ナンセンスであり、その仕組みを根本から改革しなければ解決し

続く・・・

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