第5章 されど女は強い ④ セクシュアル・ハラスメント 100P
団体に支えられ、闘う政党であった社会党が、現在は社民党に名を変え、中身も土井たか子さんを党首に、弁護士の福島瑞穂さんや大学教授の田嶋陽子さんらの、闘う女性党に変身してしまった印象である。
しかし、彼女らも遠慮会釈なしにぺらぺらしゃべりまくり、勢い余って米国の同時多発テロに対して、「ざまぁみろー」などと発言し、紛議をまき起こすようでは、前車の轍(てつ)を踏まぬとも限らない。
なぜなら、大衆とよばれる人々は、意外と無関心を装いながら、現実をシビアに見つめており、彼女らが半分は売名をもくろんで、「自分たちが直接傷つかないのだから、後は、誰がどうなろうと知ったことじゃない」などの思惑を、たいていは見抜いているからである。
大阪弁でまくし立てる辻本清美さんが、今、まさに国民世論の厳しい目にさらされているのが、その例でもある。
大企業ならいざ知らず、地方の企業では労働条件に男と女に差別があることは当然であるし、職種にしても女には男にできないこと、それによって賃金差
続く・・・
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