第7章 女の目から見た男たち ④ 子供教育にオヤジは欠かせない 166P
ある専門家が言っているが、「経済的な貧富の差」はもう終わって、二十一世紀の貧富の差は、「精神的な差」であるというが、まさにそのとおりであろうと思う。
いい子はどんどん良くなるし、その反対の子は落ちこぼれていく。その差がこれからはどんどん大きくなるということだ。
そう考えてみると、将来幸福な生活をし、豊かな人生を送りたいと願うならば、「誰かがなんとかしてくれる」という甘えを、この辺で捨て去り、自分自身が努力しなければならないのでなかろうか。
振り返れば、戦後のどん底から経済的な貧富の差を克服するために、みんなが他から一つひとつ言われるまでもなく、心血を注いで苦労したのだから……。
少々乱暴ではあるが、私の見方からすれば、「わが子が一番かわいい」と思うのはどこの親も皆同じこと。しかし、そのしつけができなくて学校に預ける以上、先生に文句をつけたり悪口を言わないことである。
教育現場の問題もあろうが、それとこれとは次元が異なるというもので、ミソもクソもごっちゃにすると、自分なり
続く・・・
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