第6章 こんな女は問題だ ③ 売春の行きつく先は 134P
て見たい心理も働いていろいろ聞かせてもらったことがある。
やはり、その世界で体を張っているだけに迫力が違うというもので、やや巻き舌で、「男と女がいる限り、永遠に無くならんシノギ(商売)やで。そやけど、女が体を売って金になることを覚えてしまったら、クスリ(麻薬)と同じでその道から抜けられへん。理屈でのうて、女の『業(ごう)』というもんや」とズバリ指摘しながら、
女郎(売春婦)はあくまで女郎で、なんぼまともな結婚しても、いずれ地が出てしまい、この道に戻ってきてしまう。
「こんな女が家庭に入っても、普通の主婦にならへんのや。女の体のどっかに鬼や悪魔が潜んでいて、そうさせてしまうんやろな。そりゃ、どんな女でもこんな世界から早う足を洗うて、普通の生活をしたいと夢があるんやけど、この道に足を踏み込んだものの宿命で、不思議でもなんでものうて、だんだんどっぷり漬かって、行き着くところは地獄だけや」
といろいろ事例まであ
続く・・・
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