第6章 こんな女は問題だ ② 大人に成り切れない 127P
語を交わす者、まじめに聞いているのはごく少数で、まともに反応を示したのは、教師と役員だけであったと嘆いていた。
昔ならひっぱたかれてもしかたがないことだが、これじゃ、いくら熱血教師が熱弁を振るっても、カエルの面にションベンというものだ。
その延長線のまま受け入れた社会においても、大人たちは教育する意欲をなくしているし、野放しにしている。
最近問題になっている、成人式で暴れる若者たちがいい例である。
もともと成人式は、必ず出席しなければならないものではなく、イヤなら出なければいいのである。
成人した若者たちが、晴れ着をきて浮き浮きと集まるまではいいが、せっかく招聘(しょうへい)した有名な講師の話を聞こうともせず、ロビーといわず場内といわず、同窓会を開いて、ペチャクチャしゃべりまくる。
それならまだしも、初めからアルコールやクラッカー、爆竹などを持ち込んで、破壊する目的で参列したということになれば、サッカー会場で暴れ回る、あの「フーリガン」そのものだ。
こうした無法なバカモノが、小松市
続く・・・
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