第4章 現代女性の悩み ⑤ 女性が働くということは 078P
はモサ連中を相手に、「食う(勝つ)か食われる(負ける)かの戦場」という気概を持ち続けている。
また、それぐらいの気持ちでなければ、「商い」というものはできるものではない。その意味では、結婚後も男性と同じように、仕事を持ち続けていこうとするには、さまざまな試練や困難に遭遇しても、それに打ち勝つだけのものが必要なのだ。
ましてや、キャリアと呼ばれるには、「考えながら、行動し、責任を持つ」というのが必要不可欠な条件であり、その一つでも欠けるようでは、まずその資格がないといえよう。
また、キャリアを目指さなくて、「みんなが働きに出ているから私も!」といった程度の職業観で働きに出る場合でも、家庭も十分見ることができないようでは、最終的にはどちらも中途半端になってしまう。
厳しい言い方であるが、それぐらいの意識なら、職場にも家庭にも迷惑でしかないので、結婚すれば女は仕事に出るべきでない。
家庭では、子育てをはじめ、女性のやるべき大事なことがいくらでもあるのだから……、それが私の持論である。
続く・・・
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